根管治療とは?

「根管(こんかん)治療」は、むし歯が悪化して歯の根まで達したとき、本来の歯をなるべく多く残すために重要な治療です。

歯の根には、神経や血管などが入っている「根管」という部分があります。むし歯が悪化するとむし歯菌は根管に侵入し、神経や血管までを冒します。ここまでむし歯が悪化した状態でも歯を抜かず、専用の器具を使ってなるべく削らず対処するのが根管治療です。

院長 田中寛子

歯の根は細く複雑なため、根管治療はとても難しい治療と言われています。当院の院長は、大阪大学歯学部で研修医として「歯内療法学」を学んだ根管治療の専門家です。治療には自信を持っておりますので、どうぞご安心してお任せください。

ヒロコデンタルクリニックがこだわる
確実でスピーディーな根管治療

根管治療は、当院院長の専門分野です。大阪大学時代からこれまでスキルを磨き続けており、医院でもさまざまな取り組みを行っています。

他院の場合、根管治療は10回程度、5~6ヶ月はかかるところが多いのですが、当院の根管治療は平均4~5回で完了します。もちろんスピーディーなだけでなく、精度の高い施術により高い成功率を誇っています。

早さと成功率の理由は、院長の技術と、他院ではなかなか見られない、こだわりの専用機器の数々です。どのような機器をご用意しているかについては、下記の項目をご参照ください。

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根管治療の質を上げる7つの要素

ヒロコデンタルクリニックでは、早さと確実さを兼ね備えた根管治療をご提供するため、次のような取り組みを行っています。

1.ラバーダムを使用

「ラバーダム」とは、口や歯を覆うために用いる、小さなハンカチ程度の大きさのゴムシートです。鼻から顎先にかけて被せ、治療する歯のみを穴から露出させます。

ラバーダムのメリット
  • 歯だけが露出し、頬の内側の肉や舌などが施術を阻害しなくなるので、安全で精密な施術を行える
  • 治療部に薬品を詰める作業中に細菌を含んだ唾液が侵入し、後日再発するリスクを抑える
  • リーマーやファイルなど針状の小さな器具を飲み込まないようにできる
  • 冷却水や洗浄水はラバーダムに吸収されるので、息苦しくなく快適

ラバーダムを使用しない根管治療の成功率は60%ほどと言われていますが、ラバーダムがあればその確率は90%以上にまで上昇します。

根管治療には欠かせないラバーダムですが、実は多くの歯科医院は利用にあまり積極的ではありません。保険制度の関係上、使用すると歯科医院が赤字となってしまうことが多いからです。しかし当院では確実な根管治療を行うため、ラバーダムが使える場合は必ず使用しています(※)。

※患者様の口腔内環境によって、ご利用できないことがあります。

2.根管治療の前にむし歯を徹底除去

根幹治療の治療風景

いくら根管治療を行っても、他にむし歯があるとそこから再感染してしまう恐れがあります。そのため当院では、根管治療の前に徹底したむし歯治療を行います。むし歯は「カリエス検知液」で染めて探すので、見逃しはありません。

3.NTファイルを採用

「ファイル」とはごく細い針のような形状をした器具で、根管治療で患部を削るのに使用します。「NTファイル」は電動式の機器で用いるファイルで、患部の深さに合わせて異なる長さのものを使い分けます。きめ細やかな施術が行えるので、スピードと精密性を両立させるうえで重要です。

4.ルートZX(モリタ製)を採用

「ルートZX」は、歯の根の深さを電気的に測る装置です。一般的に歯の根の深さは目視、あるいは経験と勘で判断することが多いのですが、歯の根は湾曲しており正確な把握は困難です。

この装置を用いると、治療しながらリアルタイムで歯の根の深さやファイルの到達位置を知ることができるので、削りすぎたり、逆に削り足りなかったりといったことがなくなります。

5.高性能のドリル付きハンドピース

「ハンドピース」とは、歯科医が手に持ってドリル治療などを行うための器具。当院のハンドピースは、歯の根の最深部まで到達したら自動的に逆回転する機能がありますので、削りすぎを予防できます。

6.殺菌性の高い水酸化カルシウム製剤

患部を除去した歯の根の部分には、水酸化カルシウム製剤を詰めます。殺菌性が高く、再発を抑えやすいため、根管治療の成功率が格段に上昇します。

7.最後は丁寧な手仕上げ

3~5の機器によって正確でスピーディーな治療が行えるようになりましたが、やはり最終的な仕上げは手作業です。施術の行き届いていない部分がないか確認し、しっかり丁寧に仕上げ作業を行います。

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根管治療(抜髄治療)の流れ

ステップ1 歯の神経・血管の除去

むし歯菌に冒されてしまった歯の神経・血管を、根管から除去します。

ステップ2 根管の長さの測定

専用器具を用いて、根管の長さを正確に測定します。

ステップ3 洗浄

感染部分を除去した根管内を、丁寧に洗浄します。

ステップ4 根管充填

根管の先端まで薬剤を隙間なく充填し、密封します。

ステップ5 土台構築

削った歯の上部には被せ物が必要になるため、まずは被せ物を載せるための土台であるファイバーコアを歯の上に構築します。

ステップ6 被せ物の装着

土台に被せ物を装着すれば、治療は完了です。

月に1度はメンテナンスと検診を!

根管治療は、治療後のメンテナンスも重要です。むし歯は100%治るとは言い切れない再発性の高い病気ですので、定期検診を受けていただくことが再発の防止や早期発見につながります。特に根管は再治療が難しい部分で、場合によっては歯を抜かなくてはいけなくなるかもしれません。

白くて健康な歯を保つため、1ヶ月に1度くらいのペースで定期検診にお越しいただければ幸いです。詳しくは予防歯科のページをご覧ください。

予防歯科のページはこちら

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